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pngとtxtと篇什と轍

No.35

次の駅にはもう停まらないよ

見苦しい傷痕のことを、切実に助けを求めた回数だとか、それもまた大切な思い出だとか、そういう風にはあんまり思いたくなくて。健全な自助のために、あまりプラス方向の意味を見出したくない。あくまでわたしは、それらはただの過去で、必然で、特に理由もなくそこにあるものだと考えて、今のわたしとは切り離して接してほしい。それならどうしてわたしはわざわざキャラクターの腕を真っ赤に染めた絵を描いて、許し?癒し?なにかを求めてしまうんだろう。一体何が救われるんだろう。でもひとつ思うのは、たとえ傷が大胆に見えてしまうことがあっても、その事実に関心を示しすぎずに、このイラストのようにわたしの顔を見ていてくれたら、きっと一番うれしい。

#ヒナミズ

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日記,イラスト