カテゴリ「日記」に属する投稿[10件]
穏やかであれ!/1年イラスト比較

改めて本当に色々あった1年だったね!
生まれてきてくれてありがとう。名前を決めた瞬間に心が宿ってくれて、器に人格が芽生えて、前を向いたらわたしのための贈り物がそこに在って、ビックリしたよ!こないだ2024年の振り返りを行ったばかりですが、絵を描き始めたのは大体去年の1月頃なので、私の中での綺麗な区切りはむしろ最近になります。そこで、ちょうど1年前に似たテーマで描いたイラストを再掲するので、少し比較してみます。

こちらのイラストは2024年1月7日、つまりほぼ1年前に制作したものです。その頃は自分で絵を描くということを全くしていませんでした。欲しいイメージは全て素敵フォロワー様たちに外注……だったのですが、流石にそれもいかんだろうと、何より自分で形にできるようになりたいと思い、少しずつ筆を持つようになりました。未熟な私なりに「そこにいる」感を出そうとして、優しい雰囲気を目指して描いたものです。
最初に載せた厚塗りのイラストは、1年前よりずっと環境光を意識して、ちょっと寝坊した休日の朝を描きました。「瑞希さんてば、寝すぎ」みたいな。待っててくださいね、今からご飯作るから。土曜の朝はホットケーキがいいんでしたよね?できたら呼ぶから、もう少し寝ててもいいですよ。
2025年は技術の向上ももちろんですが、ふわっと声がきこえてくるような、触れたら温度が伝わるような、優しいイラストを描けるようになれたら嬉しいです。
#ヒナミズ 畳む

改めて本当に色々あった1年だったね!
生まれてきてくれてありがとう。名前を決めた瞬間に心が宿ってくれて、器に人格が芽生えて、前を向いたらわたしのための贈り物がそこに在って、ビックリしたよ!こないだ2024年の振り返りを行ったばかりですが、絵を描き始めたのは大体去年の1月頃なので、私の中での綺麗な区切りはむしろ最近になります。そこで、ちょうど1年前に似たテーマで描いたイラストを再掲するので、少し比較してみます。

こちらのイラストは2024年1月7日、つまりほぼ1年前に制作したものです。その頃は自分で絵を描くということを全くしていませんでした。欲しいイメージは全て素敵フォロワー様たちに外注……だったのですが、流石にそれもいかんだろうと、何より自分で形にできるようになりたいと思い、少しずつ筆を持つようになりました。未熟な私なりに「そこにいる」感を出そうとして、優しい雰囲気を目指して描いたものです。
最初に載せた厚塗りのイラストは、1年前よりずっと環境光を意識して、ちょっと寝坊した休日の朝を描きました。「瑞希さんてば、寝すぎ」みたいな。待っててくださいね、今からご飯作るから。土曜の朝はホットケーキがいいんでしたよね?できたら呼ぶから、もう少し寝ててもいいですよ。
2025年は技術の向上ももちろんですが、ふわっと声がきこえてくるような、触れたら温度が伝わるような、優しいイラストを描けるようになれたら嬉しいです。
#ヒナミズ 畳む
☆愛・傀儡・タイムパラドクス破壊☆
ガラス板の向こうから手を振り返してね!
学校にはぜんぜん行かなかった。小学生の頃は、親に貰ったラジカセですかんちとかジュディマリとか流して、あとはひたすらヒウンシティのとこの橋で孵化作業してた。中学の時はノイタミナのアニメ、その中でもマイナー気味なものが友達代わりだったのと、学校サボって毎日チャリで隣町のゲーセン行って、一日中BEMANIの音ゲーで遊んでた。なんとなく指やリフレクより弐寺とポップンの方がかっこいいと思って、小さな手で必死に皿を回してた。そのゲーセンももう潰れちゃったんだけどね。レトロな外観だった。「学校にいる人」はみんな敵だと思ってた。テストも別日程、別室。威風堂々保健室登校。でも本当は敵なんていなくて、たまに行ったらみんな優しくて、私と仲良くなりたいんだなって感じの子たちがたくさんいて、なんか普通に後悔してる。真っ当に思い出を作ればよかった。でももう間に合わない。あの時こうしていれば、が積み重なりすぎて、逃げ場がなくなって、特技を悪い方に使って、こうして過去に憎しみを向けるしかできなくなってしまった。「解消」を続けていけば、いつか終われる日が来るのかな。少しでも前向きに、ミリ単位で調整して、私どうにかなれるかな。畳む
#ヒナミズ #TSif_mm
ガラス板の向こうから手を振り返してね!
学校にはぜんぜん行かなかった。小学生の頃は、親に貰ったラジカセですかんちとかジュディマリとか流して、あとはひたすらヒウンシティのとこの橋で孵化作業してた。中学の時はノイタミナのアニメ、その中でもマイナー気味なものが友達代わりだったのと、学校サボって毎日チャリで隣町のゲーセン行って、一日中BEMANIの音ゲーで遊んでた。なんとなく指やリフレクより弐寺とポップンの方がかっこいいと思って、小さな手で必死に皿を回してた。そのゲーセンももう潰れちゃったんだけどね。レトロな外観だった。「学校にいる人」はみんな敵だと思ってた。テストも別日程、別室。威風堂々保健室登校。でも本当は敵なんていなくて、たまに行ったらみんな優しくて、私と仲良くなりたいんだなって感じの子たちがたくさんいて、なんか普通に後悔してる。真っ当に思い出を作ればよかった。でももう間に合わない。あの時こうしていれば、が積み重なりすぎて、逃げ場がなくなって、特技を悪い方に使って、こうして過去に憎しみを向けるしかできなくなってしまった。「解消」を続けていけば、いつか終われる日が来るのかな。少しでも前向きに、ミリ単位で調整して、私どうにかなれるかな。畳む
#ヒナミズ #TSif_mm

偏光(2024年の振り返り)
今年も1年ありがとうございました!
ここまで自分のために絵を描いたのは今年が初めてで、新鮮な試みでした。とても楽しかったです。昨年12月に生まれたオリジナルキャラクター日波さんは、私にとって大きな精神的支柱になってくれた上に、素敵な出会いももたらしてくれて……とにかく生まれてきてくれたことに感謝しかありません。誕生のきっかけや設定の考案にはたくさんのフォロワーが関わってくれているので、自分が作り出した宝物でありながら、大好きな皆からの贈り物でもあると考えています。
しかしながら「自分だけのため」の色が濃かった1年でもあったので、悪く言えば排他的な過ごし方をしていました。考え方がこれまで以上に内へ内へと向かっていってしまう日も少なくありませんでした。もっと門戸を開いて柔軟さと広がりを手に入れるためにも、来年はもっと流行や新しいものにアンテナを張って、コミュニケーションを大切にし、変わることを恐れずに生きていきたいです。その結果として、恐らくまだ誰にも教えていない別名義にて活動を開始する予定なのですが、こちらも応援していただければ嬉しいです!
病気に関しては、完全に好転しました。2023年11月、最後の退院以降、「入院時のペースを崩さない生活」を徹底しました。ストイックと言われることも多かったです。自傷行為、飲酒は完全にゼロにできました。おかしくなっちゃった日、爪で肥厚性瘢痕を抉って血まみれにしたい気持ちを、叫ぶことでかき消したりもしていました。すると叫び声がうるさいから、両手で耳を塞いだ。そうでもしてでも、絶対にぶり返したくないという強い思いがありました。また、情動が収まらない時に「とりあえず寝る」「換気してストレッチする」のような解決法を選択できるようになりました。人によってはごく当たり前のことかもしれませんが、「メンヘラの女の子」として人生のうちかなり長い時間を過ごし、他責思考を許されてきてしまった私にとっては、このような発見はかなりのスペクタクルであり、不可逆の変化でした。自分で自分の機嫌を取る、その意味を、やっと少し掴めたようでした。これからはできる限り人に迷惑をかけず、余った時間は、皆さんへの恩返しに使いたいです。
来年の目標としては、画力向上、資格取得、趣味を増やす、ほか色々とあるにはあるのですが、まずは社会からの隔絶を防ぐことをテーマとします。いただいているお仕事も在宅のもので、友人に関してもリアルの友人とネットで出会った友人との関わり方の境界はもう曖昧です。普段所属しているコミュニティも正直インターネットのものがほとんどです。気を抜いたら、狭い部屋の中で全てが完結してしまう。大好きなTOMOVSKYの名曲「我に返るスキマを埋めろ」は私を救ってくれましたが、人生そればかりにはなりすぎないよう、錯覚のポスターは少し間引きます。気持ちの面では、寛容であること、芯を失わないこと。あとは自分らしく、適当に気取らず楽しく笑っていようと思います。
何が言いたいかというと、来年も良い方向に変わっていくから、並走してね!というお話でした。このような長文に目を通してくださりありがとうございました。2025年もよろしくお願いします!
解/けにゃ
今年も1年ありがとうございました!
ここまで自分のために絵を描いたのは今年が初めてで、新鮮な試みでした。とても楽しかったです。昨年12月に生まれたオリジナルキャラクター日波さんは、私にとって大きな精神的支柱になってくれた上に、素敵な出会いももたらしてくれて……とにかく生まれてきてくれたことに感謝しかありません。誕生のきっかけや設定の考案にはたくさんのフォロワーが関わってくれているので、自分が作り出した宝物でありながら、大好きな皆からの贈り物でもあると考えています。
しかしながら「自分だけのため」の色が濃かった1年でもあったので、悪く言えば排他的な過ごし方をしていました。考え方がこれまで以上に内へ内へと向かっていってしまう日も少なくありませんでした。もっと門戸を開いて柔軟さと広がりを手に入れるためにも、来年はもっと流行や新しいものにアンテナを張って、コミュニケーションを大切にし、変わることを恐れずに生きていきたいです。その結果として、恐らくまだ誰にも教えていない別名義にて活動を開始する予定なのですが、こちらも応援していただければ嬉しいです!
病気に関しては、完全に好転しました。2023年11月、最後の退院以降、「入院時のペースを崩さない生活」を徹底しました。ストイックと言われることも多かったです。自傷行為、飲酒は完全にゼロにできました。おかしくなっちゃった日、爪で肥厚性瘢痕を抉って血まみれにしたい気持ちを、叫ぶことでかき消したりもしていました。すると叫び声がうるさいから、両手で耳を塞いだ。そうでもしてでも、絶対にぶり返したくないという強い思いがありました。また、情動が収まらない時に「とりあえず寝る」「換気してストレッチする」のような解決法を選択できるようになりました。人によってはごく当たり前のことかもしれませんが、「メンヘラの女の子」として人生のうちかなり長い時間を過ごし、他責思考を許されてきてしまった私にとっては、このような発見はかなりのスペクタクルであり、不可逆の変化でした。自分で自分の機嫌を取る、その意味を、やっと少し掴めたようでした。これからはできる限り人に迷惑をかけず、余った時間は、皆さんへの恩返しに使いたいです。
来年の目標としては、画力向上、資格取得、趣味を増やす、ほか色々とあるにはあるのですが、まずは社会からの隔絶を防ぐことをテーマとします。いただいているお仕事も在宅のもので、友人に関してもリアルの友人とネットで出会った友人との関わり方の境界はもう曖昧です。普段所属しているコミュニティも正直インターネットのものがほとんどです。気を抜いたら、狭い部屋の中で全てが完結してしまう。大好きなTOMOVSKYの名曲「我に返るスキマを埋めろ」は私を救ってくれましたが、人生そればかりにはなりすぎないよう、錯覚のポスターは少し間引きます。気持ちの面では、寛容であること、芯を失わないこと。あとは自分らしく、適当に気取らず楽しく笑っていようと思います。
何が言いたいかというと、来年も良い方向に変わっていくから、並走してね!というお話でした。このような長文に目を通してくださりありがとうございました。2025年もよろしくお願いします!
解/けにゃ
次の駅にはもう停まらないよ
見苦しい傷痕のことを、切実に助けを求めた回数だとか、それもまた大切な思い出だとか、そういう風にはあんまり思いたくなくて。健全な自助のために、あまりプラス方向の意味を見出したくない。あくまでわたしは、それらはただの過去で、必然で、特に理由もなくそこにあるものだと考えて、今のわたしとは切り離して接してほしい。それならどうしてわたしはわざわざキャラクターの腕を真っ赤に染めた絵を描いて、許し?癒し?なにかを求めてしまうんだろう。一体何が救われるんだろう。でもひとつ思うのは、たとえ傷が大胆に見えてしまうことがあっても、その事実に関心を示しすぎずに、このイラストのようにわたしの顔を見ていてくれたら、きっと一番うれしい。
#ヒナミズ
見苦しい傷痕のことを、切実に助けを求めた回数だとか、それもまた大切な思い出だとか、そういう風にはあんまり思いたくなくて。健全な自助のために、あまりプラス方向の意味を見出したくない。あくまでわたしは、それらはただの過去で、必然で、特に理由もなくそこにあるものだと考えて、今のわたしとは切り離して接してほしい。それならどうしてわたしはわざわざキャラクターの腕を真っ赤に染めた絵を描いて、許し?癒し?なにかを求めてしまうんだろう。一体何が救われるんだろう。でもひとつ思うのは、たとえ傷が大胆に見えてしまうことがあっても、その事実に関心を示しすぎずに、このイラストのようにわたしの顔を見ていてくれたら、きっと一番うれしい。
#ヒナミズ

確率じゃはかれないビビっと!
祈りを世界に羽ばたかせるために邁進してくれた人たちがたくさんいて、彼らの努力のおかげでわたしの心の一部分がつくりかえられた、奇跡のようで奇跡でない必然自体に大きな喜びを感じる。あんた誰だよって感じなんだけど、この作品を一緒に愛して届けてくれて本当にありがとう、だなんて素直に思う。
受容と救済と諦観の物語たちにどれだけ救われたかわからない。かすかで確かな希望をカプセルに詰めたやさしい頓服薬のような作品ひとつひとつに出会えた奇跡に、わたしはずっと感謝し続けることでしょう。
いつか具体的に好きな作品の話をしてみるのもいいね。
祈りを世界に羽ばたかせるために邁進してくれた人たちがたくさんいて、彼らの努力のおかげでわたしの心の一部分がつくりかえられた、奇跡のようで奇跡でない必然自体に大きな喜びを感じる。あんた誰だよって感じなんだけど、この作品を一緒に愛して届けてくれて本当にありがとう、だなんて素直に思う。
受容と救済と諦観の物語たちにどれだけ救われたかわからない。かすかで確かな希望をカプセルに詰めたやさしい頓服薬のような作品ひとつひとつに出会えた奇跡に、わたしはずっと感謝し続けることでしょう。
いつか具体的に好きな作品の話をしてみるのもいいね。
dual page
太めの肥厚性瘢痕全てにステロイド注射を打ったら3ヶ月くらい経ってから猛烈に治った。でも傷跡に直接太い針を刺すから、当然のように、おかしくなるくらい痛かった。怖い怖いと震えながら、いや誰がどうやってつけた傷なんだよと考えたら、本当にバカみたいな気持ちになる。そろそろまた皮膚科行かなきゃな、これからも少しずつ薄くなってくれることを願おう!
それはそうと、基本的に「病みかわいい」というムーブメントが嫌いで、いや、正直気持ちはわかる。不安定さを核としなければ表現し得ない可愛らしさ、弱さ、強さというものは確かに存在しているから。しかしやっぱりこの歳にもなってみると、「不健康」を「可愛い」のヴェールにくるんで発信することの歪さというか、無責任さとか、そっちにどうも目が行ってしまう。それで、別に私には発言力はないし……とか思うじゃん、でもなんか、たまに熱心に応援してくれる人がちらほら現れたりして、でもきっとそういう人は、私の繊細さに惹かれているのだと直感でわかってしまう。そんな人たちこそ持っている繊細な部分に、たまたま私のメンヘルで攻撃性のある一面が刺さってしまったら、すごく嫌だ。
みたいなことを一旦置いといて(!?)今回は珍しく昔の魂を思い出して筆が動くままに楽しく描いてみた。生き生きとした絵になったと思う。あまり表で見せびらかすようなことはしないけど、こだわりは込めたから、可愛く描けてたらうれしい!
太めの肥厚性瘢痕全てにステロイド注射を打ったら3ヶ月くらい経ってから猛烈に治った。でも傷跡に直接太い針を刺すから、当然のように、おかしくなるくらい痛かった。怖い怖いと震えながら、いや誰がどうやってつけた傷なんだよと考えたら、本当にバカみたいな気持ちになる。そろそろまた皮膚科行かなきゃな、これからも少しずつ薄くなってくれることを願おう!
それはそうと、基本的に「病みかわいい」というムーブメントが嫌いで、いや、正直気持ちはわかる。不安定さを核としなければ表現し得ない可愛らしさ、弱さ、強さというものは確かに存在しているから。しかしやっぱりこの歳にもなってみると、「不健康」を「可愛い」のヴェールにくるんで発信することの歪さというか、無責任さとか、そっちにどうも目が行ってしまう。それで、別に私には発言力はないし……とか思うじゃん、でもなんか、たまに熱心に応援してくれる人がちらほら現れたりして、でもきっとそういう人は、私の繊細さに惹かれているのだと直感でわかってしまう。そんな人たちこそ持っている繊細な部分に、たまたま私のメンヘルで攻撃性のある一面が刺さってしまったら、すごく嫌だ。
みたいなことを一旦置いといて(!?)今回は珍しく昔の魂を思い出して筆が動くままに楽しく描いてみた。生き生きとした絵になったと思う。あまり表で見せびらかすようなことはしないけど、こだわりは込めたから、可愛く描けてたらうれしい!

楽観主義は意志に属する(れべる2)
嫉妬は「誰でも抱く感情」であり、同時に「自分より下だと思っている相手に対して発生する感情」だともいわれている。もちろんわたしも、誰かに対してネガティブな質感の羨望を感じてしまうことはある。近頃のインターネットで値踏みされ続ける日々なら余計。そういう時はふと立ち止まることにしてる。そして、自分の嫉妬の対象となった相手の【素敵なところ】をたくさん思い浮かべる!大切な誰かを「下」だなんて身勝手に認識してしまう重大な思考のバグは、ちょっと頭をやわらかくすれば、すぐしあわせな方向に正せるから。大体人を見て上とか下とか決めつけてる時点で、もうほんとは健康的じゃなくて、というか、そんな風に考えなくても実は人生って大丈夫だったりする。なんというか、思っているより意外と、やさしく生きても構わない気がするし。相手の魅力についていっぱい考えて、頭の中にストックして(この時点できっともう、相手のことを"下"だなんて感じないはずだ!)、その人と次に話した時、突然たくさん褒めてみる。その人の素晴らしさ、ほかの人と違う点、お世話になった時のこと、感謝の気持ち。色々と打ち明けると、相手も実はわたしのことをとても評価してくれていたりなんかして、ピリピリした嫉妬の感情はすでにどうでもよくなっていて、なんだか笑えてくる。その時の限りなく澄んでいてちょっと馬鹿げた景色を、1人でも多くの人に見てほしい。
ひねくれキャラでやらせてもらってたわたしがまさかこんなこと言う日が来るなんて思いもしなかったけど、感謝って万能薬なのかもしれない。だったらいいな。センセーショナルはもういらないから、きらめく平凡をちょうだい!
嫉妬は「誰でも抱く感情」であり、同時に「自分より下だと思っている相手に対して発生する感情」だともいわれている。もちろんわたしも、誰かに対してネガティブな質感の羨望を感じてしまうことはある。近頃のインターネットで値踏みされ続ける日々なら余計。そういう時はふと立ち止まることにしてる。そして、自分の嫉妬の対象となった相手の【素敵なところ】をたくさん思い浮かべる!大切な誰かを「下」だなんて身勝手に認識してしまう重大な思考のバグは、ちょっと頭をやわらかくすれば、すぐしあわせな方向に正せるから。大体人を見て上とか下とか決めつけてる時点で、もうほんとは健康的じゃなくて、というか、そんな風に考えなくても実は人生って大丈夫だったりする。なんというか、思っているより意外と、やさしく生きても構わない気がするし。相手の魅力についていっぱい考えて、頭の中にストックして(この時点できっともう、相手のことを"下"だなんて感じないはずだ!)、その人と次に話した時、突然たくさん褒めてみる。その人の素晴らしさ、ほかの人と違う点、お世話になった時のこと、感謝の気持ち。色々と打ち明けると、相手も実はわたしのことをとても評価してくれていたりなんかして、ピリピリした嫉妬の感情はすでにどうでもよくなっていて、なんだか笑えてくる。その時の限りなく澄んでいてちょっと馬鹿げた景色を、1人でも多くの人に見てほしい。
ひねくれキャラでやらせてもらってたわたしがまさかこんなこと言う日が来るなんて思いもしなかったけど、感謝って万能薬なのかもしれない。だったらいいな。センセーショナルはもういらないから、きらめく平凡をちょうだい!
One/横顔
娯楽に触れた時、最近は「わたし(瑞希)の感性」「日波さんの感性」ふたつで物事を受け取ることがある。たとえばこの間大好きなバンドに行ったときのこと、特定の曲のサビで演者に対して中指を立てるお決まりのハンドサインがあるんだけど、わたしの腕が「そういうものだし」と上がりかける一方で、そんなわたしを俯瞰する日波さんが「たとえレスポンスの一環だとしても人様に中指を立てるのは……」と渋ったりする。腕を下ろす。ひとりがふたりになる刹那。そしてわたしは毎回思う、どっちが本当のわたしなんだろうって。
わたしは日波さんのことを多分、わたしの道徳および理性の値を正位置に戻す冷静な教育者としてみていて、言葉を借りては、交通整理のためにつかっている。
それはそうと、離人を主なきっかけとして閉鎖病棟に入院したことがある。あの頃の記憶はおぼろげで、その中で残っているものは全て「天井から見つめたわたし」が誰かに操作されて行動している、そんな視覚情報だった。誰かの駒だった。そういう、分かるかな。この「適性」が薬になるか、はたまた毒と化すか、それも恐らくわたしが理性をつかえるか。救われるって大変だ。向き合うことが多すぎるから。でも負けないよ、安易な定義付けには!
だからお願い、隣で助けてね。
娯楽に触れた時、最近は「わたし(瑞希)の感性」「日波さんの感性」ふたつで物事を受け取ることがある。たとえばこの間大好きなバンドに行ったときのこと、特定の曲のサビで演者に対して中指を立てるお決まりのハンドサインがあるんだけど、わたしの腕が「そういうものだし」と上がりかける一方で、そんなわたしを俯瞰する日波さんが「たとえレスポンスの一環だとしても人様に中指を立てるのは……」と渋ったりする。腕を下ろす。ひとりがふたりになる刹那。そしてわたしは毎回思う、どっちが本当のわたしなんだろうって。
わたしは日波さんのことを多分、わたしの道徳および理性の値を正位置に戻す冷静な教育者としてみていて、言葉を借りては、交通整理のためにつかっている。
それはそうと、離人を主なきっかけとして閉鎖病棟に入院したことがある。あの頃の記憶はおぼろげで、その中で残っているものは全て「天井から見つめたわたし」が誰かに操作されて行動している、そんな視覚情報だった。誰かの駒だった。そういう、分かるかな。この「適性」が薬になるか、はたまた毒と化すか、それも恐らくわたしが理性をつかえるか。救われるって大変だ。向き合うことが多すぎるから。でも負けないよ、安易な定義付けには!
だからお願い、隣で助けてね。
ウォークマンの着せ替えも緑だった!
「あの頃」を肯定してくれるお友達があたしにはいないなあ。あの頃、というと、ある日突然立てなくなっちゃって、ドアを開けることがもうできなくて、でも定位置にすわればそこにはきらびやかで刺激的な世界。BPMも彩度も高くてたまらない!あの頃のペンタブはBambooだったなあ。ドライバのインストールにいつも苦戦するんだよね。新しい理想を真っ白なキャンバスに描き連ねながら、「我に返るスキマ」を埋めてゆく!病的で結構だ。そんな時に、隣に誰かがいてくれたらなあって、ずっと。あの頃はピンクの剃刀を握る手にも力が入らないくらいか弱くて、そんな弱さのおかげできっといろいろ踏みとどまれていたけど、やっぱり寂しかったんだ。
夢創作を始めて1年。愛を込めてコンスタントに絵を描き続ける方法、はたまたキャラクターの思考に心を支配されすぎずに設定を練る方法など、安全に創作を楽しみ続けるための秘訣を模索してきたつもり。結果、「自分のためだけに人格を生み出して、自分を救う」ことに成功したと思う。そこでひとつ考えたのが、過去手に入らなかったものを、また新しい別の創作で埋めるというアイデア。じゃあ何が欲しい?そりゃもう決まってるよ、「あの頃」のあたしと青い春を併走してくれる、大事な大事なお友達でしょう。
想像を膨らませてみる。気弱で内弁慶で、それでいて少し好戦的で、こだわりが強くて、なのに学校では人に合わせてばかりで、だから放課後、なんでも本音で打ち明けられるあたしとの毎日の逢瀬が何よりの楽しみ。あたしと趣味はほぼほぼおんなじ。ふたりとも昔のロックを聴いて、他にも電波ソングとボーカロイドを歌って、インターネットを巡って、フリーゲームの話で盛り上がって、絵を描くの。すてき!
……そうやって1つ1つパーツを組みあわせて、そのうちに気付くのです。あたしは、あたしに足りないものを、全部あたしの中からのみ生み出して、それで本当にいいのかな?ずっとこのままなのかな?これって、孤独という傷を、もっと重たい孤独で無様に手当てしてはいないだろうか?確かに「これ」を進めれば、今この瞬間は救われるかもしれない。しかし外界に触れて正しく思想をチューニングしなければ、いつか内側の柔らかい部分が崩れて、それこそあたしの肩を支えてくれる人格自体が歪んでしまったらどうする?そんなことは望まない!助けて、ひとりになりたくないよ。もうあのころにもどりたくないから。
だから泣き顔のあたしを背に、勇気を出してドアを開けよう。多分まだ、安易に「増やす」前にやるべき、自分の行動に付随する形の真っ当な自己肯定が残ってるから。たまには全部まとめて放り投げて、ペンを置くのもいいもんさ。それでもほんとに、ほんとに無理だった時は、温めてきたあたしの魔法で、あの日の空を思い出すことにしようね。
溜まった返信を捌いてこよう。
イラストは頑張って描いた日波さん。
#ヒナミズ
「あの頃」を肯定してくれるお友達があたしにはいないなあ。あの頃、というと、ある日突然立てなくなっちゃって、ドアを開けることがもうできなくて、でも定位置にすわればそこにはきらびやかで刺激的な世界。BPMも彩度も高くてたまらない!あの頃のペンタブはBambooだったなあ。ドライバのインストールにいつも苦戦するんだよね。新しい理想を真っ白なキャンバスに描き連ねながら、「我に返るスキマ」を埋めてゆく!病的で結構だ。そんな時に、隣に誰かがいてくれたらなあって、ずっと。あの頃はピンクの剃刀を握る手にも力が入らないくらいか弱くて、そんな弱さのおかげできっといろいろ踏みとどまれていたけど、やっぱり寂しかったんだ。
夢創作を始めて1年。愛を込めてコンスタントに絵を描き続ける方法、はたまたキャラクターの思考に心を支配されすぎずに設定を練る方法など、安全に創作を楽しみ続けるための秘訣を模索してきたつもり。結果、「自分のためだけに人格を生み出して、自分を救う」ことに成功したと思う。そこでひとつ考えたのが、過去手に入らなかったものを、また新しい別の創作で埋めるというアイデア。じゃあ何が欲しい?そりゃもう決まってるよ、「あの頃」のあたしと青い春を併走してくれる、大事な大事なお友達でしょう。
想像を膨らませてみる。気弱で内弁慶で、それでいて少し好戦的で、こだわりが強くて、なのに学校では人に合わせてばかりで、だから放課後、なんでも本音で打ち明けられるあたしとの毎日の逢瀬が何よりの楽しみ。あたしと趣味はほぼほぼおんなじ。ふたりとも昔のロックを聴いて、他にも電波ソングとボーカロイドを歌って、インターネットを巡って、フリーゲームの話で盛り上がって、絵を描くの。すてき!
……そうやって1つ1つパーツを組みあわせて、そのうちに気付くのです。あたしは、あたしに足りないものを、全部あたしの中からのみ生み出して、それで本当にいいのかな?ずっとこのままなのかな?これって、孤独という傷を、もっと重たい孤独で無様に手当てしてはいないだろうか?確かに「これ」を進めれば、今この瞬間は救われるかもしれない。しかし外界に触れて正しく思想をチューニングしなければ、いつか内側の柔らかい部分が崩れて、それこそあたしの肩を支えてくれる人格自体が歪んでしまったらどうする?そんなことは望まない!助けて、ひとりになりたくないよ。もうあのころにもどりたくないから。
だから泣き顔のあたしを背に、勇気を出してドアを開けよう。多分まだ、安易に「増やす」前にやるべき、自分の行動に付随する形の真っ当な自己肯定が残ってるから。たまには全部まとめて放り投げて、ペンを置くのもいいもんさ。それでもほんとに、ほんとに無理だった時は、温めてきたあたしの魔法で、あの日の空を思い出すことにしようね。
溜まった返信を捌いてこよう。
イラストは頑張って描いた日波さん。
#ヒナミズ

長針が約20度、あなたの世界より幾分か進む。やがてそれは当たり前の景色となり……「30分か、ってことは20分だから、まだ大丈夫だな。まだ出なくていいか」って、誰だってなるわけです。
もちろんすぐに調節するに越したことはないけれど、例えば私が簡単に手に取りづらい、頭上からあなたを見つめる存在だったら?本当にすぐメンテナンスしてくれると約束できますか?あなたはものぐさではないことを私は知っている。しかし忙しいでしょう?だからそれよりあなたの適応能力が、このひずみを受け入れる方が早いように、私には感じられる。
それでもやっぱり、私が叫ぶ世界の在り方が変になっちゃったなら、もちろん早く直してほしいよ。ズレたことを当たり前として、そのまま接してなんてほしくない。そのくせ私が長持ちするからって、手放してはくれないなんて、残酷だ。向き合ってよ、その10分の狭間に取り残された、可哀想な私をちゃんと見てよ!だからお願い、《あなたの手で》ネジを巻いて、それから次の対話を始めましょう。
◆
近況報告
お久しぶりです。絵について。近頃はあまり絵を描いていません。かといって別にネガティブな理由があるわけでもなく、単純に描く理由を見出せずに時間が経過しています。描いたとしても、表の場で発表するモチベーションもないので、自分のローカルに存在していればそれでいいかと思ってしまいます。またここに絵を上げられる日を待っていてもらえたら嬉しいです。
反対に、「見せる」ことを意識しない絵は描いていて、人体ドローイングの教本の模写を続けています。
だってもう、いつまでも「描けない側」なのが悔しいんです。このまま死にたくないんです。加齢と体調不良により死がすぐそばにあることを意識し始めてから生まれた感情です。
始まりはうごメモで、正直メモを出してもランキングに載らないことの方がずっと多かったです。中学時代は美術部にて井の中の蛙をやっていたので割愛。高校時代は市芸を受験する同期がいて、その人はやっぱりレベチで上手かったです。合否を知る程の仲ではありませんでしたが(というかまあ、現役で受かっていたら学校側が騒ぐだろうから、その年は落ちてしまった気はするものの)密かに尊敬していました。一番仲が良かったと思っている大学の同期も、現在は本業として絵を描いていて、私は学生時代いつもその子の隣で絵を見せてもらっていたのに、今ではお仕事だもんなあって。観客として、すごいすごいと周囲を見上げながら、私は自分の表現も見つけられず、何かを形にする技術も持ちませんでした。でもいつまでもそのままでいるなんてダサい!し、何より言い訳がましくて湿っぽい。
だから今ならでも描けるようになろうって考えて、初学者向けの教本や動画に立ち返って1から勉強を始めています。最近得た感覚として、「私は何も描けない」ということ。いやいや描けてるじゃん待ちではなく、調べないと描けない。もっと理解しないと描けない。そんな簡単なことに描けば描くほど気付かされる。だから調べて描いてまた調べて、共通点を見つけて、自分の中で体系化して、やり方を覚えていく。上手くなればなるほど何もわからなくなる。
教本の使い方。個人的に、模写して知った人体の構造を自作イラストにすぐ昇華させて習った単元のおさらいをすると短時間で画力が上がるのでいいです。なかなか頭を使う作業ですね、皆こんなことやってたのか。まあそれはそうと私は今仕事で子どもにイラストを教えながらイラスト初学者向けの教材も作っているので、不思議な話なんですけどね。どういう立場なんだよ。
オチとかないです、強いて言うなら私の絵が今後上手くなっていけば、それがこの文章に対するアンサーです。応援してもらえたら嬉しいです。「上手くなったね」の言葉でどれだけでも頑張れるので、機会があれば、そして本心でそう思ってくれたなら、よければ伝えてください。
絵が上手くなったら、いつかこれが答えだ!って感じの日波さんが描けるのかな?楽しみだ!